追い風、お願いだから吹いて。

今日はどうやら手放す日らしい。元彼(10年じゃないほう)とか、悪友とか。喧嘩したとかじゃなくて、自然と離れてったなぁというのが実感出来た日。泣きすぎて頭イタイ(笑)でもこれから新しく出来た友達とパーティーなのだ(≧▽≦)チャイナ着るのだ◎

10年を終わらせてから一週間ちょいが経ちました。

「スッキリした」事すら
そのうち忘れてしまうんだろうな。

そんな不思議な感覚を味わっていたところ、
林檎ちゃんの「私生活」が流れてきた。


既存の地図なんて、とっくのとうに暗記しました。
そしてあたしはあなたのもとに向かって、
あなたが元気な日もそうでない日も
傍に居られないことがわかったし、
傍に居たくないこともわかりました。
あたしの眼には、あなたは情けな過ぎて哀れでした。
あなたが生きていようと生きていなかろうと
あたしは生きていきます。



それでも不覚にも涙がこぼれてしまった。

悲しいとか、悔いがあるとか、どうこうしたいとかじゃないの。
ただポッカリ空いた穴が切ないだけなの。


10年という歳月は思っていたよりもやっぱりデカい。


ただそれだけ。


追い風、お願いだから吹いてよ。
お願いだから、私を立ち止まらせないでくれよ。



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酸素と海とガソリンと沢山の気遣いを浪費している
生活のため働いて僕は都会(まち)を平らげる
左に笑うあなたの頬の仕組みが乱れないように
追い風よさあ吹いてくれよ
背後はもう思い出
向かい風まで吸い込めたらやっと新しくなる


夕日も秋も日曜も沢山はない出会いも浪費している
行ったり来たり繰り返し僕は時代(ひと)によいしょする
あなたの眼には情けな過ぎて哀れに違いない
羅針盤(コンパス)よさあ指してくれよ
現在地を教えて
既存の地図を暗記してもきっとあなたへ向かう

あなたが元気な日はそっと傍に居たい
あとどれくらい生きられるんだろう?
行かないで!
追い付かせて
待ってあと少しだけ
生きているあなたは何時でも遠退いて僕を生かす