神に誓うな、己に誓え。

仲良しの女友達が離婚したんだ。週刊誌の見出し風に書くと、わずか5ヶ月のスピード離婚、だ。私はどうやらそれがとてもショックだったらしく、母曰く「ずっと泣きそうな顔をしていた」そうだ。悲しいとか、同情とかじゃないんだ。あたしは単にやられてたんだよ、この世のカラクリそのものに。ちょうど今、イスラム教とかキリスト教とか仏教とかの書物を軽くかいつまんで読んでるので(が、全然詳しくないです。)余計に色々と考えちまったんだ。神に誓うってなんだ?って考えて、ずっとモヤモヤ悶々としてたんだよ。私にとって生まれて初めて出席した結婚式は、ぴろしとゆかりちゃんにのだった。それはそれは素晴らしくて、感動通り越して感激したものだった。私はチャペルで二人の背中を見ながら神に誓う事の素晴らしさとか怖さだとかその時の二人の尊さとか重たさとか嬉しさとか幸せであるようにと願う気持ちとかこれから起こりうる苦悩とかそれでも一緒に居るという二人の決意が素晴らしいとかとにかく色んな思いが渦巻いて泣いたのを昨日のことのように覚えてるんだ。(ぴろしとゆかりちゃんは、今幸せに暮らしているよ◎)彼女と彼女の元旦那さんだって神に誓ったはずだよ。神に誓うってすごい事よ。そんな素晴らしい事を成し遂げた二人なのに、何で壊れてしまうのさ!!あたしはなんだかとても不安になってしまって、ぴろしに「別れちゃやぁよ(T□T)」と電話までして(笑)、泣いたままボケーッとした頭で考えてた。ら。。神に誓うよりも大切なことがあるじゃんか。ね。。もっと誓うべきモノがあるじゃないか!!あたしってホント馬っ鹿だなー(苦笑)、灯台下暗し!そっかー、合致がいった!きっと彼女と彼は、神様には誓えても、己に誓えていなかったんだよ!別に批判してるんじゃなくってね。世の中、神に誓っても己に誓えていない人間が多いんだな、って。そっかそっか。。ふむふむ。・・・とまぁひとりでワケのわからん私流の薄っぺらい哲学とか理論とか解釈で自分自身を納得させる現時点での答えみたいなものを見つけ出して、ムリヤリ自己完結してスッキリさせたわけなのですが(笑)。まぁ真実は空の上、なわけですが。けれどもあたしはひとまず己に誓えるようになりたいな、いや、なりますよ。色々考えてたら、己に誓う事って、神様に誓うよりも難しいんじゃないかなと思ったんだ。あ、勿論宗教を否定する意味ではないよ!(笑)ただ、今自分の手のひらの中に「己に誓えてるもの」がいくつあるかを数えてみたらね、本当に大変なことだと思ったんだよ。己も他人も裏切って生きてきたあたしにとっては、恥ずかしながらとても難儀な事なんですよ(苦笑)。それでも。今からでも遅くはないでしょう?なんだか思いつくままにダラダラとクドクドと書いてしまいましたが、要は、恋愛や人間関係、仕事、その他諸々、己に誓って生きていきたいなぁと思ったって事が書きたかったんだ。皆さんは己に誓えること、一つでもありますか?【ぴろしとゆかりちゃんへ→己に誓っている二人ということで、勝手に書かせてもらっちゃいました。すまん。そしてありがとう◎】