踊念仏の季節がくる。

やっぱり落ち着くよ、なんだかんだ。
みんな優しい。
心配してくれて、ありがとう。

携帯も気にせずに済むし
気分も紛れる。

会社に行けって話だ(笑)会社の方が200倍マシだ。

捨ててこそ

念仏の行者は知恵をも愚痴をも捨て
善悪の境界をも捨て
貴賤高下の道理も捨て
地獄をおそるヽ心をも捨て
極楽を願う心をも捨て
又諸宗の悟をも捨て
一切の事を捨てヽ申念仏こそ
弥陀超世の本願に尤かなひ候へ



『・・・それってさ、単に現実と向き合いたくないだけじゃん。留まるのが怖いだけじゃん。回遊魚みたいに、止まったら死んじゃいそうって、そんな感じと同じでしょう?』

本棚にあった一遍上人の本にバカな質問して八つ当たりしてみる。

だって今のあたしには、
運命だとか、見えないもの・・・そう、あたしを試すもの・・・目に見えないチカラ・・・
六道輪廻を恨むことしか出来ないんだもの。


・・・ごめんね一遍上人
本当はちゃんと解っているよ。
己の力で何かが出来るなんて事は思うなって事でしょう?
ホントそうだ。
生きていると、偶然やら必然ばかりが訪れる。
その偶然や必然を上手く生かそうとする事は傲慢ではないが、
あたしは偶然や必然に振り回されすぎる。
そしてまた、振り回そうとする。
本当にいつまで経っても傲慢だ。
恥ずかしいです。

・・・って、恥ずかしがってる場合じゃねぇよ。
前向いて歩け。


最初から無ければいいんだ。
はじまりなんて、なければいい。
はじまるなんて言葉さえもなければいい。

「つくらないこと。」

それこそが真の創造なんじゃないかと、
今のあたしは思ってしまうよ。