合掌・中野クラシック。
大好きな喫茶店、中野クラシックが閉店していました。
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・・・今年に入ってから一度しか行ってないな。
閉店した事は、mixi上で知りました。
死を知った日がお葬式・・・?
知らなければ良かったのかな、とも思ったり
知って良かった、とも思ったり
お店のドアノブを引くまでは、あたしはまだ信じられませんでしたが
いつも祝日近辺に出向いていた(月曜日定休日)あたしの携帯に登録されたクラシックの番号、
03-3387-0571
「お掛けになった番号は、現在使われておりません。」
叔母のけえべえちゃんが学生時代の頃から通っていた店で、あたしに教えてくれた店。
五木寛之など作家さんたちも集う場所。
クソまずいコーヒーとクソまずい紅茶とクソまずいオレンジジュースしかないお店。
(↑嘘ですよ、普通のコーヒーと紅茶です。オレンジジュースは粉です(笑)。)
出てくる水のコップがワンカップ大関の空き瓶だったり、
ミルクピッチャがマヨネーズの蓋だったり。
ある日突然、それが普通のコップとミルクピッチャになっててビックリしたけれど。
あの空間には、あたしの大事な特別の仲良しさんしか連れてっていません。
どの時間を切り取っても特別でした。
一緒に時を過ごしてくれた方々に、お礼が言いたいです。
そして、中野クラシック、お疲れ様でした。
大好きな友達に、得意顔で
「粉ジューの店、行く?」って言えないのが
とても寂しいです。
入った瞬間の埃とストーブの匂い。
レコードの針の音。
歩くたびに軋む床の音。
綿が飛び出た転げ落ちそうなソファへの座り心地。
死ぬまで私の宝物です。
ありがとう。
合掌。