夢中浮遊。

昔、夢の中の自分と今こうしている自分のどっちが本物なのか、とか考えておりまして。
むしろ、「どっちが本物」とかって誰が決めるの?とか考えておりまして。
今はそんなこと全く思いもしないし、夢を見るのが自分だと考えていますけれど。

夢で一日のテンションが決まってしまうことってありませんか?
夢に自分が振り回されたりすることって、ないですかね??
って、夢を見るのも「自分」なわけだから、結局は自分に振り回されてるってオチなんですけれど(爆)。

今朝の話。
とあるヒトが夢に出てきちゃいまして。
(金曜日に会社の人たちとの呑みで「夢でもし〜逢えたら〜♪」なんてフザケて歌ってたせいなのか!?(笑))
本気でマジ切れしそう+本気でヘコミそうになっちゃいました。
そして、とてもビックリしました。
というのは、今まで全く思い出せなかったそのヒトの顔が、一気に思い出せるようになってしまったからなんですよ。
いきなり「ババーン!」って出てきて、「ああ、この顔だ!」って。
今までいくら思い出そうとしても思い出せなかったのに、夢でその人の顔が判明するって、スゲーって思いました。

今日見た夢は、ユングの言うところの「反復夢」。
以前起きた出来事がそのまんま現れた夢。
フラッシュバックってことです。
現実がゲンメツだったので、夢でもゲンメツのまま・・・(笑)。
ここまでゲンメツが強調するって、相当イラついてんだろうな、今のあたし・・・(笑)。

今考えると、夢って便利ですよ。
自分の状態を第三者的に教えてくれるツールとなるわけですから。
上手く活用して、自分の状態を良く知るってのも面白いかもしれませんね。

そういえば、ローリーは夢を操れる機械(タカラの)を購入したって言ってたけれど、それってどうなんだろうか・・・。

皆さんはどんな夢を見られたのでしょうか?
気分よく目覚められた事を願います。


というわけで、今日はニーチェ
『人間は、夢の世界を創り出すことにかけては誰でも完全な芸術家である。
この夢の世界の美しい仮像は、あらゆる造形芸術の前提である。
夢の世界において、我々は物の形の直接的な理解を楽しむ。
あらゆる形相が我々に語りかけてくる。
どうでもよいもの、不必要なものなどは何一つない。』


(タイトルはavengers in sci-fiの「夢中遊泳」を文字りました。
夢中になるほど浮遊していたのではなく、夢の中で浮遊していた。
そんな感じです。)